【原油ETF比較】今一番値段が上がっているETFはどれ?~原油ETFのパフォーマンスを比較してみた2~
5月22日、これまで上げ続けていた原油先物価格が2%低下しました。
しかし、米国の需給バランスが改善していること、シェールオイルの採算ライン、ロシアの予算編成の前提から40ドル前後が一つの目安と考えられること、から推定すると買い場である可能性もあります。
既報の通り、現在、国内の市場で購入できる原油ETF(ETN)としては
- WTI原油価格連動型上場投信 <1671>
- WisdomTree WTI 原油上場投資信託 <1690>
- NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス連動型上場投信 <1699>
- NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ダブル・ブル ETN <2038>
- NEXT NOTES 日経・TOCOM 原油ベア ETN <2039>
の5種類があります。
そこでその5種類のETF(ETN)のパフォーマンスを比較してみました。
こちらを見ると2038が最もパフォーマンスに優れていますが、2038は日経・東商取原油指数の日々の騰落率を2倍にした指数を対象とした金融商品であり、リスクも高い可能性があります。
その観点からすると(1690)WisdomTreeのパフォーマンスが優秀でしょうか。
原油先物は政治等の情報の影響を大きく受け先が読めませんが、現在の傾向に変化がなければ目安である40ドル前後まで考えながら、見ていきたいと考えています。