【レオパレス】決算再延期、8月月次データ
9月9日、NASDAQ、ダウの下落が止まりません。それぞれ、-4.11%、-2.25%の下げとなりました。
米株のヒートマップは焼け野原の様相を呈していました。
日本株は日経がー1.04%、マザーズがー0.61%下げています。日経は相変わらずソフトバンクGの下げの寄与が大きく、241円の下げのうち36円がソフトバンクGの下げです。
日本株は米株に比べると下げが小さいですが、ちょっと手が出ない状況です。
(22時42分時点でダウ、NASDAQは反発してますが今週は怖いですね)
明後日がメジャーSQであること、アストラゼネカのコロナワクチン副作用のニュースが出たことなど良い情報がありません。
そんな中、レオパレス21から決算の再延期(9月11日⇒9月末)、8月の月次データが公開されました。
https://www.leopalace21.co.jp/ir/news/2020/pdf/0909.pdf
レオパレス21はコロナの影響で決算発表を延期しており、その延期日が9月11日でした。
公表資料によると決算に携わる社員の予想以上の退職が理由に挙げられておりますが、うがった見方をしてしまうと急いで公表したいような情報がないように思えます。
8月度の月次データは極めて重要でここでできれば80%、最低でも79%程度の入居率が出せれば、単月度の収支がプラスに転換できる可能性がありました。
しかしながら7月の78.56%に対して、8月は約0.5%下げの78.18%でした。
私の勝手な予想では78%だと数10億円の赤字が発生する可能性があります。
いやー、ちょっと回復にはもう少しかかりそうでしょうか。
ぽちっとしていただくとやる気につながります。
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【バリュー株】グロース株の暴落が怖いのでバリュー株に資金移してみた【ワタミ<7522>】
9月8日、日経平均は+0.8%、マザーズは+1.9%上げました。
昨日はレイバーデイでアメリカ市場は開かなかったため、NASDAQは動きませんでしたが今夜どうなるのか何とも言えない感じです。
最近の傾向はNASDAQが下がると日本もテック系グロース企業は下がるため、今日の反発を利用して少し銘柄を移しました。
今日の後場は上げていたので明日以降テック系も上げるかもしれませんが、NASDAQ先物もやや下げの模様であり念の為です。
バリュー株として、最近回復が見えてきたワタミ<7522>について考えてみました。
株価動向
ワタミ<7522>はご存じ居酒屋和民の運営会社です。
居酒屋は夜の街についでコロナの感染源となっている恐れがあり、コロナのダメージを非常に強く受けた業態です。
ワタミも例外ではなく、4月10日に734円、8月7日に761円を付けています。
コロナ前の12月2日で1312円なので40%ほど株価が下落したことになります。
また、現在の株価は1109円なのでまだ15%ほど戻る余地があります。
月次データ
しかし、株価は8月の頭から強い回復を見せています。
そこで業績を表す月次データを見てみました。
4月、5月は前年同月比で10%もいかない悲惨な売上です。
しかし、6月、7月と順調に回復していることがわかります。
まとめ
ワタミが今後企業として成長するような見通しはなかなか持てませんが、少なくともコロナのダメージからの回復やもしかしたら2020年飲み会を控えた分の反発も期待できるかもしれません。
それ以上に現状のNASDAQの動向が読めない現状で資金の退避先としては良いかもしれません。
ぽちっとしていただくとやる気につながります。
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【グロース株】Jストリーム<4308>について考えてみた
9月7日、日経平均が0.5%、マザーズは1.97%も下げました。
マザーズは先週からのNASDAQ急落の流れを受けてのものと思われます。アメリカ市場は本日もレイバーデーで市場が開かないため、マザーズがまだNASDAQの下落を引きずるのか、そろそろ反発するのか読めないところです。
祭りの終わり、の雰囲気がそこはかとなく漂いますが、元のトレンドに戻ったときに備えて、現在好調なJストリーム<4308>について考えてみました。
現在の株価状況
Jストリームのここ数ヶ月の値動きは絶好調です。
微妙な上下を繰り返しながら右肩上がりに株価は上昇しており、6月15日ころには2000円程度であった株価は現在、4190円まで上がっています。
事業内容と業績
事業内容は今はやりのネット動画ライブ中継です。
直近の決算(2020.1Q)では売上23億円(前年同期比+44%)、営業利益2.4億円(前年同期比60倍)と非常に好調です。
成長性
Jストリームの現在の時価総額は 588億円、PER,PBRはそれぞれ84倍、12.07倍です。
オールドエコノミーと呼ばれるような銘柄であれば高すぎる値ですが、最近のマザーズ注目株はPER100倍以上も当たり前であることから極端に割高、ということはないかもしれません。
テーマ性も非常に優れています。
まとめ
現在の先行きの読めない状況だと少し手が出にくいかもしれませんが、地合いさえよければ非常に良い銘柄、とい印象です。
さてさて、どのタイミングで買うか、非常に難しいところです。
ぽちっとしていただくとやる気につながります。
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【GOTO銘柄】エアトリ<6191>の株価急落(8/28)について
9月1日、日経平均は+0.01%でヨコヨコ、マザーズは+2.93%で完全復活です。
テクニカル指標も完全に買いサインであり、マザーズ復活、といった印象です。
マザーズが不調であった先週はGOTO銘柄に代表されるようなコロナにより低迷していた銘柄の強さが目立ちました。
GOTO銘柄の中でひときわ良いパフォーマンスを示していたエアトリ<6191>ですが、安倍首相の辞任公表で株価の下がる8月28日に前日比11%の大きな下げを示しました。
その大きな下げについて考えてみました。
株価推移
エアトリの株価は非常に面白い動きをしています。7月31日に948円を付けてからそこからきれいに一直線にまるまる一カ月上げ続けました。
そして、安倍首相の辞任が公表された8月28日に11%程度の暴落をしています。
8月28日は多くの銘柄が下落しましたが、頭一つ抜けた暴落をしています。
その理由について考えてみました。
株価急落の理由
8月27日に株式会社エアトリは新株予約権及び新株予約権付き社債の発行を公表しています。
つまり新株発行による希薄懸念で株価が暴落したわけです。
今日現在の株価が269億円なので10億円は3%程度、61億円すべてが行使されると22%程度となります。
もちろんワラントの51億円分はもっと時価総額が大きくなってから行使されるものと思われます
行使期間は2023年9月13日までとなっていますのですぐに新株が発行されて株価が希薄するわけではありませんが、株価が上がったら新株発行されて株価が下がるのはちょっと印象が悪いですね。
まとめ
今回の暴落はエアトリの本業に何か悪い情報が出たわけではないことがわかりました。
また、これまでもエアトリは例年夏頃になると新株予約権を発行しているようです。
しかしながら、『株価が上がると新株が発行されて株価低下する懸念がいつもある』、というのは買い上がるような場合に少しもやもやしますね。