レオパレスについて考える

ご存じ日本の大手不動産会社レオパレス21。2018年の界壁施工不備問題に始まり、旧村上ファンドやソフトバンク等話題に事欠きません。その株価を中心にいろいろと考えてみました。(土日や休日はあまり更新できないかもしれません)

【大量保有報告書】4月21日提出分:野村証券が6.15%取得

 

 

4月20日、新型コロナの影響で原油の需要が停滞し、歴史上初めてのマイナス価格を付けました。

 

S&P500も3月20日に2237ドルを付けてから1ヶ月にわたり回復基調でしたがやや陰りが見えてきているかもしれません。日経225も連動するように4月20,21,22日と3日続落で、全体的に低調な中、株式会社レオパレス21の株価は220円程度と低い価格を示しています。

 

大量保有報告書の記載内容からすると220円という価格は大株主であるアルデシアやレノの平均購入価格を下回る価格であり、非常に安い価格となっています。

 

そんな中、4月21日に野村証券から大量保有報告書が提出されています。

 

報告義務の発生日は4月15日、取得した株式の保有割合は6.15%と、大量の株式を取得したことがわかります。

 

大量保有報告書には、一般報告と特例報告がありますがこちらは特例報告となります。

 

特例報告は証券会社等に認められている報告様式で今回の義務発生日は4月15日ですので、4月1~15日の間に取得した株式に関する報告書になります。その期間の株価、270~240円程度で株式を取得したと考えられます。

 

レオパレス株が株価が安いと感じる価格帯に入ってきたことを示す一つの事例かもしれません。

 

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