レオパレスについて考える

ご存じ日本の大手不動産会社レオパレス21。2018年の界壁施工不備問題に始まり、旧村上ファンドやソフトバンク等話題に事欠きません。その株価を中心にいろいろと考えてみました。(土日や休日はあまり更新できないかもしれません)

【世界で何がおこっているか?】新型コロナ、2週間後(東京は今ここ)、3週間後、4週間後【都市封鎖】

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4月7日、安倍総理より緊急事態宣言が出されてから、2週間がたちました。緊急事態宣言の期限は4月7日~5月6日の4週間なので、ちょうど半分を折り返したところになります。

 

自粛生活に皆さん飽き始めたのか、神奈川県の湘南海岸に週末多くの人が訪れ、国道が大渋滞になるなど問題となっています。

 

www.jiji.com

 

 日本人もアメリカ人も考えることは同じなのか、アメリカではマイアミのビーチに人が集まっているようです。

 

www.afpbb.com

 

2週間の自粛にも関わらず、いまだにCOVIC-19は猛威を振るっているように思えますし、 岡江久美子さん、久米明さんのような有名な方の訃報を耳にすると、脅威を身近に感じます。

 

ではこの2週間で自粛の効果は見えてきているのでしょうか?2週間後の5月6日にはどうなっているのでしょうか?

 

 

以前、都市封鎖後の影響について記載しましたが、そこからまた時間がたっています。各都市のその後の変化について調べてみました。

 

 

 

reopajigsaw.hatenablog.com

 

reopajigsaw.hatenablog.com

 

 

海外データの調べ方

今回もまたジョンズ:ホプキンス大から公開されている新規感染者数のデータを用いました。

 

https://github.com/CSSEGISandData/COVID-19/tree/master/csse_covid_19_data/csse_covid_19_time_series

 

ここで比較を容易にするために規格化された新規感染者数=新規感染者数/新規感染者数の最大値、としています。

 

また、都市封鎖が行われてからの推移を比較するために都市封鎖が行われた日付(3月22日(ニューヨーク)3月10日(イタリア)3月14日(スペイン)4月7日(東京)を0日目としてプロットいたしました。軸は1週間(7日)間隔で刻んであります。

 

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図 規格化した新規感染者数の推移

 

 

海外の動向

図を見るとすべての都市でほぼ同じ推移をたどっていることがわかります

都市封鎖後、2週間程度で新規感染者数はピークを迎えています。一番最初に都市封鎖されたイタリアが最も都市封鎖後のデータが取れていますが、都市封鎖後1ヶ月経った今でも、ピーク時の40%程度の新規感染者数が増えていることがわかります。

 

都市封鎖から2カ月(8週間)目が56日、になりますが、そこでようやくピーク比10~20%程度になる可能性がある程度でしょうか。

 

東京はどうなるの?

一方、東京はどうでしょうか?まず、東京もまた同じようなカーブを描いています。しかしながら特徴は2点あります。1点目は新規感染者数の増加に対して都市封鎖のタイミングが遅いこと。他の国と比較すると2週間は遅い印象です。2点目は都市封鎖から2週間経つ前に新規感染者数の増加が鈍化していること。

 

1点目の都市封鎖のタイミングは遅れてしまっていて、手遅れにも見えるのですが、都市封鎖後、1週間程度で新規感染者の増加が鈍化しています。

 

封鎖はいつ解除できるのか?

では、本当に5月6日(28日後)に封鎖は解除できるのでしょうか?このまま他国と同じ傾向を示した場合、28日後の新規感染者数はピークの40%(80人)程度となります。

 

これは緊急事態宣言を出したときと同程度の新規感染者数となります。

これではなかなか、封鎖が解除できないでしょうか。

 

巣ごもり生活、まだまだ、長引きそうです。

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