【マザーズ】マザーズは何と連動しているのか?
7月14日、マザーズが低下しました。
その原因として、NASDAQの低下が引き金になったといわれています。
そこでアメリカの代表的株価指数である、NYダウ、S&P500、NASDAQの3つとマザーズの連動性について考えてみました。
2020年1月1日で規格化した米国株価指数とマザーズの価格推移について見てみました(図1)。
コロナ前の3月までの挙動はマザーズはNASDAQ、NYダウ、S&P500のいずれの指数とも同じような推移をしています。
そして3月に底値を付けてからマザーズの上がりは素晴らしく、NASDAQ以上の上げを見せていたことがわかります。
5月に入ってからはS&P,ダウの上昇ペースが落ちているにも関わらず、NASDAQ,マザーズは上げ続けたことがわかります。
6月はマザーズはNASDAQ以上の上げを見せ、7月に入って少しペースダウンして、NASDAQと同等になったということがわかります。
次に、マザーズとそれぞれの指数の月別の相関を見てみます。
それぞれの相関指数はマザーズvsNASDAQは0.93、マザーズVSダウは0.57、マザーズVSS&Pは0.70です。
NASDAQは相関が高く、ダウは相関が低いことがわかります。
また月ごとの推移をみるとダウ、S&P500は4月の途中から相関が低下し始めていることがわかります。
一方、NASDAQは各月で高い相関を維持しており、7月はむしろ5,6月より相関が高まっている(y=xに近い)挙動です。
現在(7月14日23時10分時点)、でNASDAQは開いていますが1.5%程度続落しています。
マザーズは三尊天井を付けた、という見方もありますがもう少し下がるかもしれません。
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