レオパレスについて考える

ご存じ日本の大手不動産会社レオパレス21。2018年の界壁施工不備問題に始まり、旧村上ファンドやソフトバンク等話題に事欠きません。その株価を中心にいろいろと考えてみました。(土日や休日はあまり更新できないかもしれません)

【マザーズ】マザーズは何と連動しているのか?

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7月14日、マザーズが低下しました。

 

minkabu.jp

 

その原因として、NASDAQの低下が引き金になったといわれています。

 

jp.reuters.com

 

そこでアメリカの代表的株価指数である、NYダウS&P500NASDAQの3つとマザーズの連動性について考えてみました。

 

2020年1月1日で規格化した米国株価指数マザーズの価格推移について見てみました(図1)。

 

コロナ前の3月までの挙動はマザーズNASDAQ、NYダウ、S&P500のいずれの指数とも同じような推移をしています。

 

そして3月に底値を付けてからマザーズの上がりは素晴らしく、NASDAQ以上の上げを見せていたことがわかります。

 

5月に入ってからはS&P,ダウの上昇ペースが落ちているにも関わらず、NASDAQ,マザーズは上げ続けたことがわかります。

 

6月はマザーズNASDAQ以上の上げを見せ、7月に入って少しペースダウンして、NASDAQと同等になったということがわかります。

 

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図1 規格化した株価指数の推移

 

 

次に、マザーズとそれぞれの指数の月別の相関を見てみます。

それぞれの相関指数はマザーズvsNASDAQは0.93、マザーズVSダウは0.57、マザーズVSS&Pは0.70です。

 

NASDAQは相関が高く、ダウは相関が低いことがわかります。

 

また月ごとの推移をみるとダウ、S&P500は4月の途中から相関が低下し始めていることがわかります。

 

一方、NASDAQは各月で高い相関を維持しており、7月はむしろ5,6月より相関が高まっている(y=xに近い)挙動です。

 

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図2 各米国株価指数マザーズの月別相関

 

現在(7月14日23時10分時点)、でNASDAQは開いていますが1.5%程度続落しています。

 

マザーズは三尊天井を付けた、という見方もありますがもう少し下がるかもしれません。

 


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