【ダウ急落】話題のVVIX/VIX指数について考えてみた【高橋ダン】
6月25日、NYダウ指数が710ドル下げました。
コロナウィルスの感染流行に第二波を懸念していることが理由として挙げられています。
日経平均も1.2%下がっています。
この下げトレンドの前兆が、VVIX/VIXという2つの指数の比に現れることがyoutuber高橋ダン氏の動画で紹介されていました。
このVVIX/VIXは日経平均の変化をどのように予兆しているのでしょうか。考えてみました。
VIX指数とは?
VIXとはボラティリティ指数の事です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/VIX%E6%8C%87%E6%95%B0
ボラティリティとは変動幅の大きさでその対象はS&P500となっています。
S&P500が下落するとVIX指数が上昇するような相関を示します。
VVIXとはVIX指数の変動幅の大きさとなっています。
VVIX/VIX, S&P500, 日経225の推移
ではVVIX/VIX, S&P500, 日経225の推移を見ていきましょう。
ここで見やすさのために値は最大値を1として規格化してあります。
その推移をみるとまず日経225とS&Pは完全に連動していて同時に動いていることがわかります。そのため、S&Pを対象に算出されているVIXが日経平均に対してもよい指標になることがわかります。
次に日経225とVVIX/VIXの推移について見てみました。
まず、最初はコロナウィルスの流行による2月後半から起きた暴落です。
ここでVVIX/VIXが日経225よりも先に下落しており良い前兆となっていることがわかります。
私は理解しているわけではないのですが、VVIXはVIXのボラティリティであり、同時に動くべき、と思いますので始点は同時であるが比をとることにより、より敏感に反応するといったところかなと思っています。
次にFRBのコメントやコロナの第二波が噂され始め起きている最近の下落についてです。
これに関してもVVIX/VIXの方が先に極大値を示しており、よい前兆となっているかもしれません。
東京の感染者も増加中であり私も少しポジションを見直そうか(手じまい)と考えております。
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