【原油】とうとう41ドル突破!!米貯蔵量、産出量を調べてみた【WTI原油先物価格】
6月23日、じりじりと価格を上げていたWTI原油先物価格がとうとう41ドルを突破しました。
ネガティブな情報↓、なども出ていますが、トレンドとしてはしっかりと上げている印象です。
原油先物価格は政府等の方針、コメントの影響を極めて受けやすいですが、基本となる貯蔵量、産出量、輸入量について調べてみました。
今回もアメリカ合衆国エネルギー省 エネルギー情報局(EIA)が公開している米のデータ(貯蔵量、輸入、産出)について調べてみました。
データはアメリカ合衆国エネルギー省 エネルギー情報局(EIA)webページを参照しました。
https://www.eia.gov/petroleum/
まず、原油貯蔵量です。WTI原油先物価格はオクラホマ州クッシングにおいて受け渡しされる原油先物の価格ですので、オクラホマ州クッシング、そして、アメリカ全体における貯蔵量の推移を示しています(図1)。
その推移をみるとオクラホマ州クッシングにおける原油貯蔵量は先週に引き続き、減少していることがわかります。数値はとうとう全米トータルを下回る値となっており、正常にもどったように見受けられます。
次に、アメリカにおける原油産出量、輸入量の推移を示します(図2)。
これによると原油産出量は相変わらず低下しており、原油先物価格の維持にポジティブな状況となっています。
受給は改善しているように見え、直近の価格変動要因としてはコロナの第二波が来るかどうか?といったところでしょうか。
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