【話題のグロース株】弁護士ドットコムについて考える【コロナ銘柄】
本日、6月4日はダウ、日経平均、WTI原油先物とすべて上がっています。
投資をされている方は皆さん好調に利益を上げているのではないでしょうか。
WTI原油先物価格は一つの節目として30ドル後半から40ドル前半を考えておりますが、その価格に大分近づいてきました。
そこで資金の移し先として、弁護士ドットコムについて調べてみました。
弁護士ドットコムに着目した理由は①株価の推移 ②業績の規模感(今後の伸びしろ) ③コロナ後に伸びそうな事業を持っていること、の3点です。
もう上がりすぎなのか?まだまだ上がるのか?考えてみました。
事業内容
図1に2020.3月期決算資料で公開されている売上高の推移を示します。それによるとその売り上げは上がり続けています。その事業内容は①税理士マーケティング支援サービス、②広告その他サービス(クラウドサイン含む)、③有料会員サービス、④弁護士マーケティングサービスに分類されています。その売上比率は①12%、②25%、③14%、④49%となっています。
主な事業内容はポータルサイトの運営(弁護士ドットコム、税理士ドットコム、BUSINESS LAWYERS)、ニュースサイトの運営(弁護士ドットコム NEWS)、クラウド契約サービス(クラウドサイン)となっています。
クラウドサインは現在、テレビCMも行っているクラウド契約サービスです。昨今のテレワークで上司の承認や会社の公印をもらうために出社した、という話も聞きますが、契約も出社が必要な業務の一つではないでしょうか?
クラウド契約サービスはテレワークの導入が進めば進むほど、市場が大きくなるのではないかと考えています。
財務
弁護士ドットコムの魅力としてその財務の健全さがあります。
自己資本比率は40%程度で健全とされることが有りますが、弁護士ドットコムは84.5%です。
ROE(当期純利益/自己資本x100)は13。01、ROA(当期純利益/総資産x100)は10.89となっています。それぞれ10(ROE)、5(ROA)を超えると優良といわれますので非常に優良であると考えています。
また、クラウドサインの拡販のための投資として、2020年3Qに広告宣伝費(TVCM等)に3億(通常四半期の2,3倍)かけているようです。2020年4Qにコロナウィルスによるテレワークがすすんだことを考えると神がかったタイミング、ではないでしょうか?