レオパレスについて考える

ご存じ日本の大手不動産会社レオパレス21。2018年の界壁施工不備問題に始まり、旧村上ファンドやソフトバンク等話題に事欠きません。その株価を中心にいろいろと考えてみました。(土日や休日はあまり更新できないかもしれません)

2020年3月期決算による株価高騰について

2月7日金曜日に1月度の月次データ、2020年3月期の第三四半期決算が報告され株価が高騰しています。終値ベースでみると323円(2月6日)、329円(2月7日)、379円(2月10日)、380円(2月12日)と2月6日から18%程度値段が上がっています。

 

過去の入居率推移をみると1月~3月は入居率が上がる傾向があり(図1、出典:レオパレス決算資料より)、損益分岐点の80%以上を継続できるように見えます。

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図1 入居率推移(2013年~2017年) 

では、株価はどこまで上がるでしょうか?

従来公開されていた業績予想(2020年3月期、2021年3月期)が赤字予想であったことを考えると各年で成果を上げる必要のある機関投資家が入ってきて、本格的な株価回復するにはもう少し時間がかかるでしょうか。

 

2020年5月を目途に公開されるという『抜本的な事業戦略再構築の検討結果を反映した事業計画』を注視したいと思います。

https://www.leopalace21.co.jp/ir/news/2020/pdf/0207.pdf

 

 

 

 

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