【銘柄探索】判断に迷ったらつなぎ銘柄【東京ドーム】
8月31日、先週金曜日に安倍首相の辞任が公開され日経、マザーズともに下がりましたが、今日は日経平均が+1.12%、マザーズが+3.7%とすっかり回復しました。
先週の木曜日あたりはトレンド転換したような気もしましたが、今日はまたマザーズが非常に強くトレンドが見えにく状況です。
トレンドが読みにくい中、大きくは上げなさそうだけど地味に上げている銘柄として東京ドーム<9681>について考えてみました。
株価動向
株式会社東京ドームは東京ドームを含む複合施設である東京ドームシティの運営会社となります。
東京ドームは絵にかいたような代表的コロナ銘柄でその事業は大きな影響を受けていることは想像に難くないですが、株価も非常に下がっています。
12月27日に1100円を付けていますが、7月31日は630円まで下がっています。
その東京ドームですが7月31日を底にじわじわと上がっています。
業績
では、業績を見てみましょう。
直近の決算では6月11日に2021年1Qの決算が報告されています。
売上が106億円、営業利益が15億円の赤字です。前年同期比が売上211億円、営業利益16億円の黒字であることからするとかなり大きな影響があることがわかります。
4月、5月は恐らく野球もなく、コンサートも行われなかったと思われますが、6月に入ってプロ野球が開始したことは経営にいい影響を与えているかもしれません。
しかしながら、コンサートは11月3日のTHEYELLOWMONKEYSまで予定なし、でこれも開催できるのか危ういところです。
まとめ
コンサート等、施設の利用状況は不十分で株価の1000円超えまでの回復はまだまだ見込めないと思われます。
しかし、結婚式場のワタベウェディング<4696>等、極端に売り込まれていた銘柄は少し回復するかもしれません。
【GOTO銘柄】グロース&バリューな旅行関連銘柄を比較してみた
8月26日、日経平均は0.03%の下げ、マザーズは1.5%の上げです。
マザーズは上げましたがこれまでのマザーズの上げを引っ張ってきた銘柄の上げではないような気がします。
トレンド転換でしょうか。
少し、ポートフォリオの見直しが必要かもしれません。
今話題のクラスターが発生した千葉GOTO旅館(緑水亭)に6月に旅行したばかりで肝を冷やしておりますが、
今のところGOTO銘柄はやや強そうです。
こちらも上げトレンドの末期のような気もしますが、GOTO銘柄のエアトリ<6191>、手間いらず<2477>、オープンドア<3926>、そして従来型旅行関連銘柄の代表としてKNT-CT<9726>について考えてみました。
コロナ前株価への回復率
まずはコロナ前の価格にどれだけ戻ったかについてです。
コロナ前の価格として、12月2日、コロナの底値として3月23日の価格を持ってきました。
3月23日は日経平均が底値を付けた日付となります。
そして12月2日の価格にどれだけ戻ったか、3月23日からどれだけ高騰したかを表示しています。
まず、手間いらずは比較的順調に回復していますが、エアトリ、KNTは大分まだ出遅れていることがわかります。
成長率
次に成長率です。
それぞれ決算期が異なるため、少し時期にずれがあります。
また、前期はコロナの影響を受けているため、前々期以前3期の比較をしています。
そして成長率は前前前々期からどれだけ成長したかを示しています。
これを見るとエアトリの成長率が素晴らしいことがわかります。
時価総額
最後に時価総額です。
KNTは取扱高は大きいですが、時価総額が小さいことがわかります。
エアトリ、手間いらず、オープンドアいずれもまだまだ小型株であることがわかります。
まとめ
GOTO銘柄はコロナの影響を強く受けており、バリュー株としても優秀ですが、今回上げた銘柄はグロース株としても優秀です。
いずれの株も中長期でみると上がりそうなので成長性を考えるとオープンドア、手間いらずがまだ成長が飽和しておらず私は好みですが、どの銘柄を買っても中長期では大丈夫そうです。
テクニカルでタイミングをはかって、買い増していく、そんな買い方が良いでしょうか。